【鈴鹿】12月24日に三重県鈴鹿市の「モータースポーツ都市」宣言が20周年を迎えることを記念し、近畿日本鉄道が制作・販売する台紙付き記念入場券「戴冠の地 SUZUKA」が、12月2日にインターネットで800セット、同月7日に近鉄白子駅で200セット、それぞれ販売を開始する。計限定1000セットで、なくなり次第終了。
販売価格は1セット540円(税込み)。12月24日に有効な白子駅と平田町駅の入場券大人用各1枚、子ども用各1枚の計4枚をA四判の専用台紙にまとめた。券番号1―200は白子駅、201―1000はインターネットでの販売となる。
市が仲介役となり、鈴鹿サーキット(小田栄次郎総支配人)やNPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会(畑川治理事長)など関連団体が企画に協力。
台紙デザインは、今月10日に鈴鹿サーキットで開催した国内最高峰のフォーミュラカーレース「SUPER FORMULA」で今年の年間チャンピオンを獲得した坪井翔選手を据えた。2月に市と地域連携パートナーシップを締結した日本レースプロモーション(上野禎久社長)が監修した。
22日、同市役所で完成発表会があり、末松則子市長をはじめ、各代表者らが出席。近畿日本鉄道の大内敬弘鉄道本部名古屋統括部長は「今後も連携して沿線の魅力発信に取り組む」とあいさつした。
末松市長は「モータースポーツは市が誇る最大限の資源。取り組みをどんどん進めることで持続可能な鈴鹿市にしていきたい」と話した。