中学生4人、市長に優勝や入賞報告 JOCジュニア五輪U16陸上 三重・伊勢

【鈴木市長(右端)に全国大会での成績を報告した選手たち=伊勢市の市小俣総合支所で】

【伊勢】先月に三重県の伊勢市で開催された「JOCジュニアオリンピックカップU16陸上競技大会」で、優勝や上位入賞した市内の中学生4人が21日、市小俣総合支所で鈴木健一市長に報告した。

女子100メートル優勝の林捺愛さん(小俣中3年)、男子三段跳で優勝した中川翔太さん(同)、男子ジャベリックスロー6位の奥野聡太さん(五十鈴中3年)、男子棒高跳8位の濱地秀都さん(小俣中3年)の4人。

林さんは今年、中学女子100メートルの県記録を打ち出した。全中や国体にも出場を果たし、U16大会では12秒03の記録で初めて全国の頂点に立った。「スタートで失敗したが、後半の伸びがよかった」と決勝レースを振り返り「地元開催の大会で優勝ができてよかった。たくさんの応援を受け、いつもの走りができた」と話した。

三段跳の中川さんは、自己ベストの14メートル38で優勝。「地元で最高の条件で優勝し、うれしい。目標の中学日本記録を達成できず悔しさが残る」と語った。

鈴木市長は「初の地元開催の大会で、素晴らしい成績。これからも活躍を楽しみにしています」とエールを送った。