伊勢新聞

会員ら郷土の風景描く 松阪で「みえの会」作品展

【「みえの会」の作品が並ぶ会場=松阪市肥留町のギャラリーcomaで】

【松阪】郷土の風景を描く「みえの会」(会員21人)の作品展が、三重県松阪市肥留町のギャラリー「coma」で開かれている。主宰する井口泰義さん(81)=津市高茶屋小森町=と、30―90代のメンバー15人の作品計43点を展示している。24日まで。

同会は2―11月の第1日曜に津市や松阪市の名所などに現地集合し、自由な画材でスケッチをし講評し合う。活動は6年目で、作品展は4回目となる。

この一年に会で描いた作品を中心に1―3点を出品。香良洲海岸の大木、松阪の鈴の森公園、真見リバーパークなどのほか、高田本山のハスを墨で描いた抽象作品もある。

井口さんは「上手下手でなく、絵が好きな仲間が楽しんで描いた成果を見てもらえれば」と話した。