【津】三重県津市東丸之内の松菱は20日、同店6階特設会場にお歳暮ギフトセンターをオープンした。中元期に続き売り上げ収益の一部が能登半島災害の支援に寄付される復興支援コーナーを開設したほか、県産品や有名店のグルメなど約800点を展開。前年を越える売り上げを目指す。12月24日まで。
復興支援コーナーは、能登小木湊直送の凍結スルメイカや輪島の朝市に出店する遠島商店の一夜干しセットなど9社11品を展開。同店によると中元期の同コーナーでは約500点の注文があり、歳暮期に先駆け開始したおせち料理でも対象商品の人気が高いという。
初日は朝から次々と来店客があり、売り場を眺めて思案した。同市安濃町の女性(75)は「お世話になった人やきょうだい、子どもなど相手によって贈る物を変えている。能登への支援はいい取り組みだと思う」と話した。