【津】全国公募写真展「2024年『視点』第49回三重巡回展」と「日本リアリズム写真集団(JRP)三重支部会員写真展」(JRP同展委員会主催)が20日、津市羽所町のアスト津5階で始まった。応募1416作品の入賞、入選のうち117作品をギャラリー1で、支部会員16人の作品を同2で展示している。24日まで。入場料200円。
最高賞の「視点賞」は埼玉県の宮本壽男氏の「5類の賑(にぎ)わい」で、コロナ禍から解放され街にあるふれる人々や道路に落ちたマスクなど5枚のカラー組み写真。県内入選作では稲垣都美子さんの「朝日がまぶしいよ~」などがある。
支部会員展では6枚の組み写真「美里の春」や伊勢和紙にプリントした「光る黒部」などがある。同支部事務局の山口正之さん(73)=津市一身田上津部田=は「今年はコロナ後の人々の生活を撮った作品が目立つ。いろいろな視点を見てもらえたら」と来場を呼びかけた。