【熊野】三重県熊野市教育委員会の小久保敦史さんによる初心者向けジョギング教室(くまの健康スポーツクラブ主催)が19日夜、同市有馬町の山崎運動公園で初めて開かれた。市内外の15人が参加し、運動の効果や正しいフォームを学んだ。
小久保さんは20年以上の競技歴を持つ市民ランナー。ジョギングの運動強度は「走りながら会話ができる度合い」とした上で「1日8千歩を目標に続けてほしい」と強調。習慣化することで認知症や高血圧の予防に効果があると説明した。
足の運びや体の使い方が重要とし、体を前に倒して自然に一歩目を踏み出すことで「慣性の法則で走り続けられる」と紹介。参加者らは正しい姿勢を身につけ、小久保さんを先頭に公園約1キロをウオーキングとジョギングで1周ずつ回った。
紀宝町の荒木亜紀さん(47)は「毎朝ジョギングをして楽しく健康づくりがしたい。少しずつ距離を伸ばしながら、体力をつけていければ」と話した。教室は同じ内容で22日にもある。