会長賞に中川さん 四日市で税の作品表彰式

【入賞した小中学、高校生ら=四日市市安島のトナリエ四日市で】

【四日市】四日市税務連絡協議会は16日、三重県四日市市安島のトナリエ四日市4階のわくわく・ふれあい広場で「税の作品表彰式」を開いた。

国税庁の「税を考える週間」(11―17日)に合わせた行事の一つ。「税」をテーマにした高校生と中学生の作文、小学生の習字と絵はがき、小中学生と社会人を対象にした標語の5部門に、四日市市と朝日、川越、菰野の3町の児童生徒などから計4480点の応募があり、34点が優秀作品に選ばれた。

式には入賞した34人のうち29人が出席し、同協議会の矢野正剛(せいごう)会長らから賞状を受け取った。中学生の作文の部門で、菰野中学3年の中川綾乃さん(14)が全国納税貯蓄組合連合会会長賞に輝いた。中川さんは産業を守るための税制措置について調べたことなどをつづったといい、「作文を書くことで、税について分かったことがたくさんあった」と話した。

作品は17日まで、わくわく・広場横の休憩スペースと朝日町教育文化施設でそれぞれ展示している。