【亀山】三重県の亀山市と市社会福祉協議会は15日、同市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで、「第20回亀山市社会福祉大会」を開催。櫻井義之市長と同協議会の楳谷英一会長をはじめ、来賓の岡本公秀議長、地域福祉に関わる市民ら約150人が出席した。
大会では、多年にわたり社会福祉に貢献、功績のあった個人と団体を顕彰(けんしょう)し感謝の意を表すため、表彰状と感謝状を贈呈した。
市長表彰は、保護司、社会福祉関係者ら個人16人と3団体を代表して保護司の草川喜種さんに櫻井市長が表彰状を手渡した。
一方、同協議会表彰は、保護司や福祉委員、福祉施設職員など個人17人と各自治会、事業所など18団体に楳谷会長が感謝状を贈った。
櫻井市長は「地域福祉に携わる全ての皆さんと共に、『一人ぽっちをつくらない』を合言葉に、重層的支援体制に最善を尽くす」と述べ、「本日の大会が、安心の共生社会づくりへの心合わせの機会となりますことを祈念する」あいさつした。
また、玉川大学の大豆生田啓友教授が「こどもまんなか社会時代の子育て・保育―はじめの100か月の育ちビジョン」と題して、基調講演をした。