伊勢新聞

余った食品を寄贈 桑名三重信金が社協に 職員持ち寄り

【フードドライブで集まった食品などが寄贈された=桑名市常盤町で】

【桑名】桑名三重信用金庫(平塚信行理事長)は13日、家庭で余っている食品を同金庫役職員が持ち寄る「フードドライブ」で集まった656個の食料品などを、同市社会福祉協議会に寄贈した。

フードドライブは、社会課題である食糧支援や、食品ロス削減に取り組もうと、同信金の女性活躍推進チーム「フェリシアスマイル」が9月13日から10月31日まで実施。貧困で食事に困っている人に食品を届け、少しでもおなかを満たしてもらうこと、余った食品を寄付することで、大量に捨てられている食品を減らすことなどが目的。

13日は、桑名市常盤町の同協議会で贈呈式があった。食料品などは同協議会を通じて地域の子ども食堂などに提供される。

同金庫は今後も社会課題に対し真摯(しんし)に取り組み、地域に貢献していくとしている。