【鈴鹿】三重県警鈴鹿署は12日、鈴鹿市の40代男性がSNS(交流サイト)を通じて知り合った人物に、現金約1090万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。
同署によると、男性は8月下旬、SNSで知り合った女性を名乗る人物とLINE(ライン)で交流を始めた。やりとりの中で紹介された女性を名乗る別の人物とのLINEで暗号資産の投資を勧められ、9月7日、約14万円分の暗号資産を指定されたサイトの送金先アドレスに送信した。
利益が出ていると信じた男性は、10月23日まで7回にわたって計約1090万円分をだまし取られた。10月28日、利益を引き出せないことに気づき、同署に相談して発覚した。