福祉巡回車を寄贈 生保三重県協会、御浜町社協に

【寄贈式に出席した西岡会長(右)と御浜町社協筒井会長(中)、県社協横田常務理事事務局長=津市桜橋の県社会福祉会館で】

【津】三重県内の生命保険会社で構成する生命保険協会県協会(会長・西岡宏倫明治安田生命津支社長)は12日、津市桜橋の県社会福祉会館で、御浜町社会福祉協議会に福祉巡回車として乗用タイプの4ドア軽自動車1台を寄贈した。

地域福祉に役立ててもらおうと平成3年から毎年加盟各社で募金を呼びかけ、県社協を通じて市町の社協に車両を寄贈している。今年で94台目。

寄贈式には西岡会長と御浜町社協の筒井道夫会長、県社協の横田浩一常務理事事務局長らが出席。西岡会長は「福祉サービスに役立ててほしい」とあいさつし、横田事務局長に目録、筒井会長にキーをそれぞれ手渡した。

贈られた車両は同町で、ケアマネージャーの訪問やデイサービス利用者の送迎などに活用される。

筒井会長は「現在使用している車両の計画的な更新が難しい中寄贈は大変ありがたい。さらなる地域福祉の貢献に努めていく」と感謝した。