【鳥羽】三重県鳥羽市の鳥羽水族館で11日、人気者のセイウチ「ツララ」(雌、15歳)が、この日始まった「税を考える週間」(17日まで)を来館者にPRした。
税の意義や役割について考えてもらおうと、伊勢税務署が同館の協力を得て、「セイウチふれあいタイム」の中で啓発活動を実施した。
ツララは得意の水吹きを披露し、紙で固定された垂れ幕に向けて口に含んだ水を吹きかけると、「税を考える週間」などと書かれた垂れ幕が下り、来館者から大きな拍手が送られた。
伊勢税務署の草川友典署長は「日常生活と税がどのように関わっているかを考えていただくきっかけになれば」と話していた。