井村屋グループは25年3月期第2四半期(中間期)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比6・1%増の243億8500万円となり、3期連続増収の過去最高を更新した。
営業利益は同29・8%増の14億3300万円、経常利益は同2・5%増の14億1300万円、純利益は同10・9%増の10億5700万円となった。
売上高には菓子カテゴリーや夏場の主力となる冷菓カテゴリーの売り上げ増が寄与した。主力商品の「あずきバー」シリーズが猛暑の影響もあり好調に推移し、上期において過去最高の2億6500万本を記録。災害が多発したことで、長期保存可能な防災備蓄用商品「えいようかん」などの需要も高まった。
通期の連結予想に変更はなく、売上高は前期比2・6%増の495億円、営業利益は同2・5%増の26億円、経常利益は同7%減の27億円、純利益は同4・2%減の18億5千万円。