17日にかるがもブラスアンサンブル公演 鈴鹿、本番目前練習に熱

【17日の演奏会に向けて練習する団員ら=鈴鹿市住吉町の県立鈴鹿青少年センターで】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市を拠点に活動する市民楽団、かるがもブラスアンサンブル(鈴木真介団長)による「第28回かるがも演奏会」が17日午後1時半から、同市神戸1丁目のイスのサンケイホール鈴鹿で開催する。午後1時開場、終了は午後3時ごろ。入場無料。

第1部でバレエ組曲「コッペリア」などクラシック、第2部でディズニーメドレーなどポップスの計9曲を披露する。

同楽団は昭和62年に県立神戸高校吹奏楽部OBにより結成。地元のイベントや福祉施設の訪問演奏など地域に密着した活動を続け、現在は市内を中心に20―70代の約70人が団員として所属する。

本番を前に、練習も大詰めを迎えた。8日夜は、同市住吉町の県立鈴鹿青少年センターに約45人が集まり「東京ブギウギ」「地上の星」などポップス曲を演奏。「強弱に気をつけて」など指揮者のアドバイスを聞きながら、団員らは真剣な表情で熱心に音を合わせていた。

鈴木団長(47)=四日市市小古曽1丁目=は「幅広い年齢に楽しんでもらえるようプログラムを考えた。1年間の集大成としてみんなが一生懸命練習してきたので、一人でも多くの人に聞いてもらえれば」と意気込みを語った。