
【鈴鹿】三重県鈴鹿市のJA鈴鹿受託者部会(杉本政紀会長)は6日、学校給食で活用してほしいと、同市産新米コシヒカリ1410キロを市に寄贈した。
寄贈した新米は鈴鹿市内の部会員35人が生産。今年で20回目の取り組みで、毎年子どもたちが給食で食べる1日分を寄贈している。
今回は同日の給食で、全市立小学校30校、中学校10校、幼稚園5園の教職員含めた計約1万6300人が食べた。
来庁した杉本会長(57)=同市上箕田1丁目=は、廣田隆延教育長に目録を手渡し、廣田教育長から感謝状を受け取った。
杉本会長は「鈴鹿で収穫したコメを子どもたちに食べてもらいたい」とあいさつ。
廣田教育長は「子どもたちにとっては身近な給食が、食に関わるさまざまな活動に支えられていることを知る生きた教材になる」と謝辞を述べた。