19人分の氏名、メアド流出 三重県聴覚障害者支援センター

三重県聴覚障害者支援センター(津市桜橋2丁目)は6日、メール送信時の設定を誤り、盲ろう者を支援する通訳・介助員ら19人の氏名とメールアドレスを外部に流出させたと発表した。

センターによると、メールは先月31日、センターの職員が30人の通訳・介助員に送信。うち19人の氏名とアドレスについて、全ての受信者が閲覧できる状態に設定していた。

送信から約1時間後、この職員がメールの宛先を改めて確認したことでミスが発覚した。センターは30人に謝罪し、メールの削除を依頼。全てのメールが削除されたことを確認した。

センターを指定管理者制度で運営する県聴覚障害者協会は「流出による被害は生じていない」と説明。「今後は送信時に複数人で宛先を確認するなど、再発防止を徹底する」としている。