【伊勢】三重県伊勢市楠部町の市防災センターでこのほど、小中学生を対象とした「防火・防災ポスターコンクール」の最優秀賞の表彰式が開かれた。
コンクールは、学校や家庭で防火、防災意識を高めてもらおうと、伊勢防火協会と市消防本部が毎年開いている。今年は、管内の伊勢市と玉城、度会各町の児童生徒から824点の応募があった。9月に審査会があり、最優秀賞12点をはじめ、優秀45点、秀作45点が選出された。
表彰式で、伊勢防火協会の石川周平会長が、最優秀の受賞者一人一人に賞状を手渡した。
江戸時代の「火消し」と現代の消防士が大きな炎に立ち向かう姿を描いた伊勢市の豊浜東小6年中村日向子さん(11)は「初めての受賞でうれしい。火を使う時は、十分に気をつけてほしいと伝えたい」と話していた。
最優秀賞を含む入選作品102点は、秋季全国火災予防運動(9―15日)期間中、市内のイオンタウン伊勢ララパークで展示される。
ほかの最優秀賞は次の皆さん
小学生=久保心波(中島小1)沖見優衣(下外城田小2)水戸路拓久(城田小3)廣脇愛莉(明野小3)福井崇人(みなと小4)道清拓空(上野小5)坂口遥音(明野小5)本田愛里沙(外城田小6)▽中学生=植村瀬菜(二見中1)濱口樹道(伊勢宮川中2)大西香菜子(厚生中3)