伊勢新聞

J3参入へ正念場 ヴィアティン三重、2位高知との勝ち点差「7」 サッカーJFL

【3日のJFL第27節で15位の横河武蔵野FCを3―1で下したヴィアティン三重。後半、2点目を挙げたDF上田駿斗(66)に駆け寄る選手ら(ヴィアティン三重提供)】

サッカーの第26回日本フットボールリーグ(JFL)は2、3の両日、東京都の味の素フィールド西が丘などで第27節8試合が行われ、県勢2チームのうち、Jリーグ3部(J3)参入の可能性を残すヴィアティン三重が勝って順位を前節の4位から3位に挙げた(勝ち点45)。5試合負け無し。県勢初のJリーグ入りを目指す同クラブの自力昇格は消滅しているが、数少ない可能性に望みを懸けた奮戦が続く。

ヴィアティン三重は、今年10月のJリーグ理事会で、栃木シティ、レイラック滋賀、高知ユナイテッドSCの3チームとともに来季のJ3入会が条件付きで承認された。今シーズンのJFL最終順位で2位以内に入ることなどが条件だ。

残り3節となった今季JFLで、J3参入圏内の2位につける高知ユナイテッドSC(勝ち点52)との勝ち点差は「7」。次戦で高知が勝ち、勝ち点3を積み上げられると、その時点で昇格の可能性は完全になくなるが、まずは目の前の試合に勝つことに集中したい。

次戦からの2試合は東員町でのホームゲームで地元の応援も力に変えたい。クラブの公式サイトを通じて「最後まで全力を尽くし、皆さんと共に闘いますので、ぜひスタジアムにも足を運んでいただき、熱いご声援をよろしくお願い申し上げます」と呼びかけている。

<ヴィアティン三重のホームゲーム予定>
【第28節】
対ラインメール青森
11月10日(日)13時KO
LA・PITA東員スタジアム(東員町スポーツ公園陸上競技場東員町スポーツ公園)
【第29節】
対ヴェルスパ大分
11月17日(日)13時KO
LA・PITA東員スタジアム(東員町スポーツ公園陸上競技場東員町スポーツ公園)