伊勢新聞

俊足バックス活躍も、後半追いつかれる 四日市工、この同点を成長に 高校ラグビー

【決勝 後半、ゴールラインを目指して走る四日市工WTB上村=スポーツの杜鈴鹿で】

四日市工は、共同主将を務めるWTB上村、FB宮崎ら3年生の俊足BKが快足を飛ばして後半3分までに26―0と試合をリードしたが、その後得点を挙げられず、FW陣を中心に得点を重ねる朝明に両校優勝に持ち込まれた。

単独優勝の1月の県高校新人大会に続く2つ目の県大会初タイトルを獲得したが、抽選の結果、花園切符は逃した。「どこかにまだ隙があった」と悔しさをにじませる上村は「大学でもラグビーを続けるのでこの同点を成長につなげる」と前を向いた。