津工、身体張って勝機 雨で持ち味出せずも勝利 全国高校サッカー三重大会 伊勢新聞 4日前 【津工―四日市中央工 後半1分、クロスのこぼれ球を津工土谷(右)が体勢を崩しながら左足で押し込む。津工が1点先制=LA・PITA東員スタジアムで】 2大会ぶりの全国高校選手権出場を目指す津工が、悪コンディションにも負けず2年ぶりの三重大会決勝へ。午前中から降り続く雨でピッチに水がたまり、持ち味のつなぐサッカーを披露できない中で、全員が泥臭く身体を張って勝機を引き寄せた。 後半1分、ゴール前の混戦でピッチに尻もちをつきながら先制点を挙げた3年生MF土谷も本来の持ち味はドリブル。「ドリブルができず正直雨は嫌だったが、気持ちを切り替えて」自分の役割に徹した最上級生を片野監督は「やっぱり3年生」とたたえた。