2大会ぶりの全国高校選手権出場を目指す津工が、悪コンディションにも負けず2年ぶりの三重大会決勝へ。午前中から降り続く雨でピッチに水がたまり、持ち味のつなぐサッカーを披露できない中で、全員が泥臭く身体を張って勝機を引き寄せた。
後半1分、ゴール前の混戦でピッチに尻もちをつきながら先制点を挙げた3年生MF土谷も本来の持ち味はドリブル。「ドリブルができず正直雨は嫌だったが、気持ちを切り替えて」自分の役割に徹した最上級生を片野監督は「やっぱり3年生」とたたえた。
Copyright © 2024 | The Ise Shimbun, All Rights Reserved. 伊勢新聞社のホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。