【津】三重県津市東丸之内の市川佳子さん(75)の「さをり織り作品展」が１日、同市東丸之内の岩田川久画廊で始まった。手織りした布を衣類や小物に仕立てた作品75点を展示販売している。３日まで。
市川さんは専用の織機でさまざまな糸を自由に組み合わせて手織りする「さをり織り」を55歳で始め、平成30年に初個展を開催。以来３年に一度作品を発表し今回が３回目。
作務衣（さむえ）風の上着、ベスト、スカート、マフラー、バッグなどがある。原毛を織り込んでアクセントにしたり同じ生地でコサージュを作ったり、世界で一つの作品が並ぶ。
市川さんは「さをり織りは色を楽しむもの。色にこだわった他にない作品を楽しんで」と呼びかけた。