伊勢新聞

子ども13団体に新米贈る 四日市、JAみえきた

【生川組合長(左から3人目)から目録を受け取る井村会長(同4人目)=四日市市鵜の森のJAみえきた本店で】

【四日市】JAみえきた(生川秀治組合長)は、提供する側と受ける側をつなぐ県のニーズ・シーズマッチング事業を活用して40俵(2400キロ)分の新米を、県北部で子どもに食事や居場所を提供する13の団体に贈る。

贈呈式が30日、四日市市鵜の森のJAみえきた本店であり、生川組合長が県社会福祉協議会の井村正勝会長に目録を手渡した。全国のJAで初めてマッチングギフト方式を取り入れ、みえきた管内で米を生産する19の個人、団体から寄せられた善意の米20俵(1200キログラム)に、JAみえきたが20俵を加えた。

贈呈を受ける13団体のうち8団体の代表者が出席した。代表して桑名市で活動する、わくわくフレンズの吉岡真弓代表(60)が「子どもたちに代わって、感謝の言葉を伝えたい」と礼を述べた。