箒の使い方や布団敷き学ぶ 三交コミュニティ、津・大里小で出前授業

【布団敷きを体験する児童ら(三重交通コミュニティ提供)】

【津】三重交通グループでマンション・ビル管理・ホテル清掃などをする三重交通コミュニティ(津市丸之内、川村則之社長)は25日、同市大里窪田町の市立大里小学校で清掃についての出前授業を開き、6年生の児童ら39人が学んだ。

出前授業は、同社の主要業務である清掃などの大切さや奥深さを子どもらに伝える目的で昨年から始めたもの。今年は3回目の実施で、年内に5回の開催を予定している。

授業で児童らは箒(ほうき)の使い方やゴミの分別、布団敷きなどについてそれぞれ同社の担当部署スタッフから説明を受け、実際に清掃やホテル業務を体験した。

川村社長は「ホテル・施設などの清掃されているところは、誰かが実行しているということを理解してもらい、美しい国になるよう子ども達にも実行してもらえれば」と期待した。