【度会郡】三重県の伊勢志摩国立公園自然ふれあい推進協議会と南伊勢町観光商工課は、11月30日午後6時―同8時に、同町道行竈の見江島展望台で開く「冬の星空観察会」の参加者10組(20人)を募っている。
ハート形の入り江が見える見江島展望台は同公園内の鵜倉園地にあり、「恋人の聖地」に認定されている。夜は人工の光が少なく、星空観察スポットとして知名度を上げていることから、7月に同公園の自然ふれあい活動推進・普及啓発の一環として、夏の星空観察会を開いた。
終了後のアンケートで、「星空がきれいに見えた」「違う季節に参加したい」などと好評だったことを受け、冬の観察会を企画。今回も講師による解説や天体望遠鏡を使った星空観察を予定している。当日は南島東小学校グラウンドに集合し、ジャンボタクシーに乗り合わせて現地に向かう。
対象は小学生以上で、恋人や親子、友達などペア限定。小学生は保護者との参加が条件。参加費は1組2千円。1組ごとに町特産品をプレゼントする。申し込みは町ホームページにある専用フォームから。締め切りは11月10日。応募多数の場合は抽選となる。
同課の中村一裕さんは「伊勢志摩国立公園のきれいな星空を大切な人と見てもらう機会にしてもらいたい」と話した。
問い合わせは同課=電話0596(77)0003=へ。