【亀山】三重県亀山市太森町の茶園「中の山パイロット」(約88ヘクタール)で26日、「第26回亀山青空お茶まつり」(同実行委員会・宮﨑直紀委員長)が開催され、市内外から多くの人でにぎわった。
祭りは、広大な茶畑の景観を楽しみながら、亀山茶の生産者と消費者が交流を深め、多くの人に亀山茶を知ってもらうのが狙い。毎年、この時季に開催している。
茶畑の一角に設置した特設会場では、フォトコンテストで入賞した3人への表彰状授与式、茶葉の手もみや茶摘み体験、「青空cafe」では、自分で緑茶の茶葉3グラムを急須に入れ、お湯を注ぎ約1分間蒸らしたお茶を味わった。茶葉の天ぷら、煎茶ゼリーの試食などもあった。
茶葉の手もみ体験をした小学生男児(7つ)は「初めての経験だったが、面白くて楽しかった」と話していた。
宮﨑委員長は「亀山茶をPRする祭りに、多くの人が訪れ、楽しんでもらえた」と会場内を見回っていた。