サツマイモ掘りで交流 高田短大生と高齢者ら 三重・鈴鹿

【サツマイモを収穫する参加者ら=鈴鹿市江島町で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市江島本町の白子公民館は26日、同館ボランティア実践講座受講生と津市の高田短大ボランティア部の学生らとの親睦を図る「芋掘り交流会」を開き、受講生と学生ら18人がサツマイモの収穫を楽しんだ。

参加者らは、同講座特別講師の山尾教雄さん(80)所有の畑で、サツマイモのつるの切り方や茎の周囲の土をスコップで掘り起こす手順を教わり、「サツマイモの大家族だ」「カエルがいた」などと歓声を上げながら収穫していた。

同講座(全10回)は、高田短大ボランティア部が企画運営している。スマートフォンの安全な活用法やサイバー犯罪の未然防止講座、交流会などを通してコミュニケーション能力を養うことを目的に、同館の協力を得て開いている。

受講生の出岡さち子さん(74)は「学生さんからパワーをもらえます」、同短大2年の杉本愛莉さん(20)は「高齢者との触れ合いは貴重な体験。教わることが多く、楽しかった」と、それぞれ話していた。