三重県内の各政党は26日、衆院選の選挙活動を終えての談話を発表した。与党は「逆風」を感じつつ、政策への支持を得たと強調。野党は「政治とカネ」を巡る問題を受けた政治改革などの訴えに手応えを示した。
逆風感じながらも全力で戦い抜いた
自民党県連の中嶋年規幹事長 一部報道の影響もあり、自民党への逆風を感じながらも多くの支援者と共に全力で戦い抜いた。この国と地域の未来にとって、どの政権が責任を果たせるのかをしっかりと訴え、多くの理解と支持を得た。
国民生活守る政策、政治改革決意訴え
公明党県本部の今井智広幹事長 国民目線で不断の政治改革に取り組む決意を約束し、国民生活を守る具体的な政策を訴えた。自公連立政権の継続が希望の未来を実現すると確信し、支援をお願いした。訴えが必ずや届くと信じている。
アベ政治に終止符、圧倒的勝利確信
立憲民主党県連の三谷哲央幹事長 自民党の裏金・脱税の政治から信頼を取り戻し、格差拡大などを生み出したアベ政治に終止符を打つために「政権交代こそ最大の政治改革」を掲げ、隅々まで訴えてきた。圧倒的勝利を確信している。
現役世代や若者に共感してもらった
国民民主党県連の金森正代表 国民の手取りを増やす経済政策を前面に打ち出した。特に現役世代や若者に共感してもらったと感じる。裏金問題や自民党の無責任ぶりが問われた選挙だった。石にかじりついてでも公約を実現させたい。
改革や政策訴えも反応とても厳しい
日本維新の会県総支部の田中覚幹事長 結果はとても厳しい。国民に信頼される政治改革や現役世代への徹底投資、教育費の無償化、既得権益の打破などを伝えたが、隅々まで届かなかった。強固な地盤を築き上げることを肝に銘じる。
スクープで急速に期待と注目広がる
共産党県委員会の大嶽隆司委員長 「しんぶん赤旗」のスクープが決定打となり、自民党は追い詰められた。反応ががらりと変化し、共産党への期待と注目が急速に広がっている。共産党の議席が増えてこそ政治を変えることができる。