伊勢新聞

四日市大、決勝トーナメント出場 東海地区大学野球秋季選手権

【四日市大―日大国際関係学部 1点リードの最終回、死球で走者を出すも後続を内野ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた四日市大・曽我。ガッツポーズで喜ぶ=ダイムスタジアム伊勢で】

令和6年度東海地区大学野球秋季選手権大会兼第20回東海地区・北陸・愛知三連盟王座決定戦代表決定戦は25日、伊勢市宇治館町のダイムスタジアム伊勢で、三重、岐阜、静岡の各県秋季リーグ戦上位2校の計6校が参加して開幕した。初日は2位校代表決定トーナメントが行われ、三重2位の四日市大が2位校代表として、三重1位の皇學館大などともに26日以降の決勝トーナメント出場を決めた。

四日市大は、この日第2試合の代表決定戦から登場した。第1試合で岐阜聖徳学園大(岐阜2位)を7―4で下している日大国際関係学部(静岡2位)を、3時間24分に及ぶ熱戦の末、8―7で退けて、2位校代表の座をつかんだ。

決勝トーナメントは各県1位校と2位校代表の計4校で争われる。26、27日の2日間の日程で、26日は準決勝2試合があり、第1試合で四日市大と静岡産業大(静岡1位)、第2試合で皇學館大と中部学院大(岐阜1位)が対戦する。第1試合は午前9時半から。

四日市大3年の大澤広成主将兼捕手 (日大国際関係学部戦で7番打者として1点リードの二回、追加点を挙げるなど4打数3安打3打点)後半も打線でもう一つながりできれば良かった。明日も一戦必勝。負けたら4年生は引退。1試合でも多くやりたい。

四日市大2年の曽我侃龍投手(5点リードの八回から継投。2回3四死球3安打4失点の投球で苦しみながら1点差で逃げ切り)初めての東海大会に緊張してしまいどの球も思ったところに行かなかった。守備に助けてもらい感謝している。

▽2位校トーナメント1回戦
日大国際関係020004100─7
岐阜聖徳学園100020100─4
(日)林、石黒、野村、根本―土橋
(岐)伊藤、長尾、清水、飯尾―奥山
▽本塁打 前田(岐)
▽二 土橋(日)

▽2位校代表決定戦
四 日 市 133000100─8
日大国際関係001010140─7
(四)間瀬、加藤、早瀬、津江、五島、曽我―大澤
(日)山本、齋藤、大江、髙田、宮本、佐藤、根本―土橋
▽三 西村、大澤、黒瀬(四)小西(日)▽二 中阪(四)