亀山の中学生2人が都道府県対抗野球へ 三重県選抜、市長に意気込み語る

【櫻井市長(右端)を表敬訪問した(右2人目から)坂さん、若林さん、村田監督=亀山市役所で】

【亀山】静岡県伊豆市で開催する「第22回全国中学生都道府県対抗野球大会in伊豆」(11月2―四日)に東海ブロックの代表として出場する三重県選抜チーム「U―15 MIE SERECT」に選ばれた、亀山市在住の中学3年生2人と村田文昭監督(亀山市立中部中学校教頭)の3人は22日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、大会への意気込みを語った。

【県選抜チーム「U―15 MIE SERECT」の選手ら=亀山市野村2丁目の市西野公園野球場で(同チーム提供)】

2人は市立中部中学校の若林虎乃雅さん(15)と市立関中学校の坂空悟さん(15)。小学生の頃から若林さんは、学童野球クラブチーム「みどりスポーツ少年団」で、坂さんは「関パワーキッズ」で軟式野球をしていた。

県選抜チームは、県内約160校の中学校から、15中学校の3年生計20人が選ばれた。9月から毎週土・日曜、同市野村2丁目の市西野公園野球場で練習に励んできた。大会は2年ぶりで2年前は全国3位になった。

若林さんは「大会を楽しみ、チームの勝利に貢献する」、坂さんは「全力で挑み、一昨年の先輩の3位を超える優勝を目指す」と話した。

村田監督(48)は「『気持ちは熱く、頭は冷静に』を大切にして、一戦一戦ベストを尽くします」と語った。

また、主将の名張市立桔梗が丘中学3年生の坂本伶さん(15)は「チームの仲をもっと深めて、チーム一丸となって戦い、全国制覇を目指す」とコメントした。

櫻井市長は「東海ブロックに優勝し、全国大会への出場、おめでとう」と述べ、「亀山から応援しています」とエールを送った。