豊田氏が文科大臣表彰 スポーツ振興尽力、亀山市長に受賞報告 三重

【櫻井市長(右)を表敬訪問した豊田氏=亀山市役所で】

【亀山】令和6年度生涯スポーツ功労者として文部科学大臣表彰(10月14日付)を受賞した、亀山市スポーツ協会会長で三重県陸上競技協会顧問の豊田利一氏(78)=亀山市菅内町=は21日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、受賞の喜びを報告した。

県内では、豊田さんを含む3人が受賞。同市では昭和33年に県の第1号として受賞した、石川周蔵さんを含めて豊田氏が10人目。

豊田氏は、平成元年から同市スポーツ協会の常任理事、副会長を務め、現在は同協会の会長として、市のスポーツ競技団体を総括し、競技力の向上・普及促進に尽力。市民スポーツ大会や市駅伝競技大会開催などの事業に積極的に取り組んできた。

豊田さんは「皆さんの支えがあっての受賞。皆さんに感謝します」とし、「今後は、亀山の地でフルマラソン競技を実現することが最後の役目」と話した。

櫻井市長は「受賞を一つの通過点として、これからもスポーツ振興に尽力をお願いします」とたたえた。