着物を洋服やバッグに 亀山で幾島さん田中さん二人展 三重

【二人展を開いた幾島さん(右)と田中さん=亀山市御幸町の三重茶農協直売所「ギャラリー茶気茶気」で】

【亀山】着物や帯をリメイクして洋服やバッグなどを作っている三重県津市一身田平野に住む、幾島恒子さん(80)と田中美津子さん(77)の「手作りを楽しむ二人展」が21日、亀山市御幸町のJR亀山駅前の三重茶農協直売所「ギャラリー茶気茶気」で始まった。25日まで。午前10時―午後4時。

同じ町に住む2人は40数年前、幾島さんが作品展の案内状を田中さんに渡したことをきっかけに同じ趣味を持つことで親しくなり、平成30年にギャラリー茶気茶気で初めて二人展を開き、今回で4回目となる。

ギャラリーには、田中さんがデザインした洋服、幾島さんが作ったバッグなど、いずれも着物と帯でリメイクした作品計約180点が並ぶ。

田中さんは「古着を探したり、友人が着なくなった着物や帯を提供していただいては、洋服を作っている」とし、「秋から冬用の洋服やバッグは全て一点物なので、手に取り気に入った品物を購入していただければ」と話していた。