伊勢新聞

「総合計画中間見直し」へ 四日市市、12月7日にシンポジウム 三重

【記者会見する森市長=四日市市役所で】

【四日市】三重県四日市市の森智広市長は21日の定例記者会見で、12月7日に市総合会館8階視聴覚室で「市総合計画中間見直しシンポジウム」を開くと発表した。午後1時半―同4時。市内に在住、在勤、在学の人が対象で、定員150人程度(申込先着順)。

市の将来を見据えた総合的・計画的なまちづくりの指針である「市総合計画(2020年度―29年度)」が本年度で5年目を迎え、市は前半5年間の取り組みの進捗状況を検証するとともに、社会情勢の変化などを踏まえ、2025年度からの後半5年間の計画期間に重点的に取り組むべき内容の検討を進めているが、ともにまちづくりを進めていく市民や事業者に市の総合計画や若者が考えるまちづくりについて知ってもらい、これからのまちづくりについて考えてもらう機会となるよう、シンポジウムを開く。内容は、①総合計画の見直しの内容について②CBCテレビアナウンサー・大石邦彦氏による基調講演③海星高校の学生によるまちづくり提案発表④市長と若者(市内企業在勤者、四日市大学の学生、海星高校の学生)6人によるこれからのまちづくりについてのパネル討論―で、シンポジウム後、12月9日から総合計画中間見直し素案について、パブリックコメントの募集も開始する。

シンポジウムへの参加は、21日―12月2日(17時必着)、専用フォーム(URL=https://logoform.jp/f/o2WDf=)またはファクス=059(354)3974=で申し込む。パブリックコメントは、来年1月10日まで募集し、来年2月に結果を公表。市議会2月定例月議会で議案審査する。森市長は「総合計画中間見直し素案は来月頭に議員説明会で公表する。シンポジウムは若い方に焦点を当て、中学生にも参加を呼びかける。多くの方にご参加いただければ」と語った。