第77回秋季東海地区高校野球大会は20日、静岡市内でベスト4を決める2回戦4試合があり、至学館(愛知)、常葉大菊川(静岡)、岐阜第一、大垣日大(岐阜)が勝った。県内の学校で唯一残っていた海星は、岐阜第一に0―7の八回コールドで敗れて初戦敗退し、三重県勢3校はいずれも4強入りを逃した。
今大会の成績は、来年春の選抜高校野球大会(来年3月・甲子園)の出場校選考の重要な資料になる。来春センバツの東海地区の一般枠は「3」で、一般選考での県勢出場は絶望的になった。
海星は岐阜第一の主戦左腕・水野匠登に3安打無得点に抑え込まれた。投げては、先発登板の1年生左腕加藤楓太が五回まで無失点投球するが、六回押し出し死球で先制を許すと七回、制球の乱れなどから2失点し降板。後続の投手陣も相手打線を抑え切れなかった。