【鈴鹿】三重県警鈴鹿署は19日、鈴鹿市内の70代無職女性が長男を装った男らに現金350万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。
同署によると、女性は13日、長男を装った男から「不倫をして子どもができた。相手の夫に慰謝料を支払わなければならなくなった」との電話を受けた。
女性は男の指示通り、14日から16日にかけて桑名市、四日市市、鈴鹿市の路上で、弁護士のおいを名乗る男に3回に分けて現金計300万円を手渡した。
その後も「暴力を振るってしまい、示談金が必要になった」と電話を受け、同様の方法で50万円を手渡した。実際の長男に連絡して被害が発覚した。