【亀山】亀山日本語教室「はじめのいっぽ」(服部さとみ代表)は19日夜、三重県亀山市若山町の市青少年研修センターで、日本の文化「習字体験」を開き、外国人生徒計14人が習字に挑んだ。
毎週土曜の夜、同センターで開いている同教室には、スリランカやブラジル、ベトナムのほか、フィリピンや中国など世界約10カ国の市内在住・在勤者ら約30人が、日常生活に必要な日本語を習っている。
同体験は、6世紀頃に中国から仏教とともに、写経として伝来されたと言われる日本の文化「習字」に触れ親しんでもらうのが目的。
この日生徒らは、硯に墨汁を入れ、太筆で「平和」や「日本」、「亀山」などの漢字と「あい」や「あき」などのひらがなを半紙に書いた。
習字が初めてのスリランカ国籍の男性・チャンドウさん(40)は「筆使いがちょっと難しかった。でも楽しかった」と話していた。服部代表は「習字は上から下へ、左から右に書くが、見本を見ながら自由な書き方で皆上手でした」と見守っていた。