【四日市】秋のガーデニングシーズンを迎え、三重県四日市市水沢町の安田製茶（安田長功代表）の花畑で、色とりどりのパンジーとビオラ苗約10万鉢の販売が始まっている。花壇造りや寄せ植えにと、県内外から訪れた園芸愛好家らでにぎわっている。12月下旬まで。
人気のフリル咲きや移り咲きシリーズのパンジー、横に広がるはい性ビオラなど、国産・外国品種合わせてパンジー約50種、ビオラ約100種が並び、愛好家らは白や黄、青、ピンク、紫色やふ入りなどからお気に入りの苗を選んでいた。１鉢120円から350円まで。
同市笹川の須江登貴子さん(78)りつ子さん(51)親子は「10年以上通っています。毎年この時季が楽しみ」と話していた。安田代表(59)は「厳しい残暑だったため、植え込み時季を遅らせ、水管理や虫の防除が大変でしたが、発色も良く上々の仕上がりです」と話していた。