国民民主党の玉木雄一郎代表は19日、衆院選(27日投開票)比例代表での支持拡大を目的に来県した。三重県の近鉄四日市駅付近で街頭演説。「当たり前の幸せをつかめる社会にする」と訴えた。
玉木代表は演説で「賃金が上がる以上に税金が取られ、手取りが増えていない」と指摘し、減税や社会保険料の軽減を進めると強調。「一人一人の頑張りに寄り添える政治を進める」と語った。
今回の衆院選について「裏金議員に再び税金の使い道を決めさせて良いのかが争点」と説明。「政治家の懐を豊かにするのが政治だとはき違えている政治を、皆さんの力で変えよう」と訴えた。
同党の支持率について「ずっと上がらないと言われてきたが、今回はそよ風が吹いている」と説明。「そよ風を大きなうねりにして政策を実現したい」と述べ、比例代表への投票を呼びかけた。