七五三へ「お守り笹」準備 伊勢・猿田彦神社で巫女ら

【子どもの健やかな成長を願いササに千歳飴などを取り付けるみこたち=伊勢市の猿田彦神社で】

【伊勢】七五三を前に、三重県伊勢市宇治浦田の猿田彦神社で、千歳飴やお守りが付いた「お守り笹」の準備が最盛期を迎えている。

お守り笹は、長さ30センチほどの和紙製のササに、お守りと千歳飴、張り子のこま犬などが付いた縁起物。七五三の祈祷(きとう)をを受けた子どもたちに渡される。

17日は巫女(みこ)たちが、子どもの健やかな成長に願いを込め、ササに千歳飴などを取り付ける作業を進めていた。今月末までに5千本を用意するという。

権禰宜の新居一城さん(41)は「猿田彦は、みちひらきの神。子どもたちの進む道が開け、健やかに成長されるよう願っています」と話していた。

七五三の祈祷料は1人5千円から。11月15日は、「七五三祭」の祭典があり、参拝した子どもたちを対象とした福引も用意される。