【鈴鹿】三重県鈴鹿市の魅力を広く発信し、市のPRやイメージアップを図る「すずか応援アンバサダー」を務める同市白子出身の浪曲師、真山隼人さん(29)が17日、同市役所を訪問し、末松則子市長に活動報告した。
真山さんは平成26年8月、同アンバサダーに就任。昨年、令和5年度国立演芸場花形演芸大賞で金賞を受賞した。
来庁した真山さんは、漫画「じゃりン子チエ」を浪曲にした口演を11月に大阪市、12月7日に東京都でそれぞれ開催することや、令和7年1月25日に四日市市文化会館で浪曲公演があることなどを話し、「今までは自分のことで精いっぱいだったが、今後は生れ育ったこの土地を題材にして浪曲にしたい」と意気込みを語った。
末松市長は「いろいろな取り組みで連携して多くの市民に浪曲の文化を知ってもらうとともに、市を盛り上げる一躍を担って」と期待を込めた。