柔らかな色使いで描く 四日市で三浜水彩画教室が作品展

【会員らの会心作が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市海山道町の三浜文化会館で研さんする「三浜水彩画教室」(服部隆夫講師)は17日、同市安島の市文化会館第3展示室で、第9回「作品展」を開いた。講師と会員15人の静物、風景画など会心作44点を展示している。18日まで。

赤や黄色に染まるシラカバ並木を描いた「信州・箕輪町の紅葉」、初夏の新緑と冬の雪景色を対比させた「旧北海道庁・冬」「同・初夏」、愛らしいネコの親子「母猫と仔猫3匹」、仏・カーニュの民家を描いた「ブーゲンビリアの咲く2階の窓」など、水彩ならではの柔らかな色使いで仕上げた作品が並ぶ。

洋画家の服部講師(81)は「皆さん、年々上達している。それぞれが自由なテーマで描いた個性あふれる作品を、多くの方々に楽しんでいただきたい」と話していた。