能登被災地に寄付金 大紀町商工会、合併20周年ゴルフで募金 三重

【服部町長(右)に寄付金を手渡す山添会長=松阪市で(大紀町商工会提供)】

【度会郡】三重県の大紀町商工会(山添茂樹会長)はこのほど、松阪カントリークラブ(松阪市)で合併20周年記念チャリティーゴルフ大会を開き、集めたチャリティー募金から、能登半島地震・能登豪雨の被災地と町社会福祉協議会に各10万円ずつ、計20万円を寄付した。

平成17年に旧大宮町、旧紀勢町、旧大内山の三つの商工会が合併し、大紀町商工会を設立後、20周年を迎えるにあたり、同大会を開催。商工会の会員や町民ら94人が参加し、交流を深めた。

山添会長が、町の社会福祉活動に役立ててもらおうと、社協の根来哲史会長に寄付金を贈り、町を通じて被災地に寄付するため、服部吉人町長に寄付金を手渡した。

山添会長は「被災地の一日も早い復旧、復興を祈っています。大紀町で急速に過疎化が進む中、地域に少しでも貢献できるように取り組んでいきたい」と話した。