小絹さん京舞披露 津松菱で「京都展」始まる 三重

【京舞を披露する小絹さん=津市東丸之内の松菱6階で】

【津】三重県津市東丸之内の津松菱で16日、人気の催事「第39回京都展」(京都市など主催)が始まり、漬物、弁当、菓子など30社が出店した。初日は四日市市出身で祇園甲部の舞妓(まいこ)、小絹さん(20)による京舞などがあり、多くの人が詰めかけた。21日まで。

今回の初登場は漬物の「西利」や手作りサンドイッチの「華(が)ぜる」など6店舗。ばらずし、京湯葉、にしんそばなど伝統の味と共に軒を連ねた。

小絹さんは菊の模様の着物で登場し、午前・午後計3回京舞を披露したほか投扇興体験や写真撮影会などに笑顔で応じた。

同店の招待で舞を鑑賞した特別養護老人ホーム青松園の女性(73)は「舞妓さんを近くで見たのは初めて。すごくきれいやった」と感想を話した。

19日には宮川町のふく侑さんが来店し、京舞披露▽投扇興体験▽撮影会▽茶席―などがある。