伊勢新聞

田村憲久候補、若者が活躍する社会に 衆院選第一声

田村憲久候補

田村候補は午前9時半に津駅東口で出陣式を開き、集まった支持者ら約500人(主催者発表)を前に「これまでの経験を自民党の再生に生かすためにも力を貸していただきたい」と呼びかけた。

田村候補は「今回は非常に厳しい戦い」とした上で「政治とカネの問題や統一教会の問題で国民の心配や不信を受けての選挙。全てのうみを出し切り、党を再生しなければならない」と訴えた。

一方で「反省だけでは政権与党として選挙の意味がない。日本の課題に対する回答を示し、理解してもらえる選挙にしたい」と説明。日本の安全保障や各産業での人手不足などを課題に挙げた。

その上で「全ての課題に共通するのは少子化」とし、AI(人工知能)やロボット技術の活用を進める考えを強調。「日本がもう一度輝き、若い世代が希望を持って活躍できる社会にする」と訴えた。

県議や市議らが出席。前葉泰幸津市長はあいさつで「田村先生に大きな力を」と呼びかけた。田村候補はガンバローコールをした後、選挙カーで遊説に出発。午後は松阪市でも出陣式を開いた。