小学生巫女が舞奉納、亀山の布気神社で秋の例祭

【鈴を持ち「浦安の舞」を奉納する小学生女児ら=亀山市布気町の布気神社で】

【亀山】三重県亀山市布気町の布気神社(多田照和宮司)は13日、同神社で、秋の例祭を執り行ない、氏子総代や関係者ら計35人が列席し、五穀豊穣(ほうじょう)と家内安全を祈願した。

例祭は、約70数年前から受け継がれている神事。2、10、11月の年3回行っている。

この日は、市立神辺小学校の5、6年生女児計8人が、巫女(みこ)装束で雅楽の音色に合わせて鈴と扇、花を手に持ち「浦安の舞」と「乙女の舞」を奉納した。

6年生の佐野歩さん(11)は「巫女装束を着ることに憧れていた。4年生の時から舞っているので、緊張せず楽しく舞うことができた」と話した。

多田宮司は「小学生の協力で、無事神事を執り行なうことができました。絶やさないよう、継承していきます」と語った。