伊勢新聞

小泉選対委員長が来県、四日市で演説、自民前職2氏を応援

【演説する小泉氏=四日市市諏訪栄町で】

自民党の小泉進次郎選対委員長は13日、四日市市諏訪栄町の諏訪公園で演説し、約千人(主催者発表)の聴衆に「自民党改革を進め、政治とカネの問題に決着を付ける」と訴えた。

党によると、小泉氏は15日公示、27日投開票の衆院選三重2、3区に自民公認で立候補予定の前職2人の応援弁士として来県。この2日間ほどで急きょ、来県が決まったという。

小泉氏は政治資金収支報告書に不記載があった議員ら12人を非公認とするなどした対応について「断腸の思いで判断した」と説明。「自民党に向けられている目は厳しい」と語った。

一方、三重2、3区で立候補を予定する自民の2人について「政治とカネの問題には全く関係ない」と強調。野党からの批判は「堂々と胸を張って打ち返してください」と呼びかけた。