日本政策金融公庫三重県内3支店は11月8日午後5時半から、承継希望先が実名(オープンネーム)で後継者を募集するイベント「事業承継マッチングin三重」をオンラインで開催する。参加者を募集している。三重県商工会連合会、県事業承継・引継ぎ支援センター、県生活衛生営業指導センターの共催。
日本公庫では後継者不在の小規模事業者と事業の譲受希望者を引き合わせ、第三者承継を支援する「事業承継マッチング支援」を令和元年度から開始。第三者による事業承継の相手先探しは引き合わせが実現するまで譲渡側の企業名を隠した(ノンネーム)情報で進めていくことが一般的だが、譲受希望企業からの情報ニーズに応えるため、令和4年度から譲渡希望企業の実名情報(オープンネーム)の開示を前提とした後継者公募の取り組みを行っている。
このイベントでは後継者を探している飲食や宿泊など県内4事業者が映像を交え事業内容を紹介。説明後、オンライン上で承継希望先と質疑応答の時間も設けられている。参加無料。参加対象者は事業承継での創業を考えている人やМ&Aで事業拡大を考えている人で定員は200人。スマートフォンで左記二次元バーコードを読み取り、必要事項を入力して申し込む。締め切りは10月31日。