フィリピン籍の男起訴 津地検、同僚女性の遺体遺棄 三重

昨年7月、同僚女性の遺体を三重県四日市市内の雑木林に遺棄したとして、津地検は8日、死体遺棄罪で、フィリピン国籍で菰野町菰野、工員ジュニ・ジェルビン・ベルナデス容疑者(32)を起訴した。

起訴状などによると、ジュニ被告は昨年7月22日ごろ、四日市市中野町の雑木林に、中国籍で同市まきの木台1丁目、工員趙霞さん=当時(36)=の遺体を遺棄したとされる。津地検は認否を明らかにしていない。

趙さんは同日夕方から行方不明になり、今年4月、白骨化した状態で見つかった。県警は先月18日、市内の工場で趙さんと一緒に働いていたジュニ被告を死体遺棄容疑で逮捕していた。