酒気帯び運転で3選手摘発 ラグビー三重、減俸など処分

ラグビー・リーグワンの三重ホンダヒートは7日、所属3選手が道路交通法違反(酒気帯び運転)で摘発されたと発表した。当該選手に年俸減額、対外活動参加禁止などの処分を決めたほか、コンプライアンス委員会を新設し研修内容など見直す。リーグワンでも調査や審議を予定している。

チームによるとフランカー當眞慶、SO饒平名悠斗、プロップ田嶋グンの3選手は9月14日午後8時ごろから名古屋市内で飲食。その後駐車場に止めてあった車で翌朝まで仮眠を取り、午前6時ごろ車を走らせたところ、警察官に停止を求められ、呼気検査の結果、基準値を超えるアルコールが検出された。

車を運転した當眞選手は頭がはっきりしていたので酔いが醒めたと自己判断したらしい。他の2選手は発進時就寝していた。チームでは當眞選手に年俸減額とチーム対外活動参加禁止6カ月間、同乗の2選手にけん責とチーム対外活動参加禁止6カ月間の処分を決めた。

チームでは「モビリティメーカーに身を置きフェアプレーを体現すべき選手が、かかる行為により検挙されたことは誠に遺憾であり、日頃より三重ホンダヒートをご支援くださっている皆様には、ご心配とご迷惑をおかけすることとなり誠に申し訳ございません」とのコメントを出している。