「九鬼水軍楽市」にぎわう 鳥羽を盛り上げ

【来場者でにぎわう九鬼水軍楽市=鳥羽市鳥羽の鳥羽城三の丸広場で】

【鳥羽】三重県鳥羽市鳥羽の鳥羽城三の丸広場で5日、鳥羽ゆかりの水軍大将九鬼嘉隆をテーマとした物産市「九鬼水軍楽市」が開催され、多くの来場者でにぎわった。8回目の開催。

会場では市内外から飲食店や企業らがブースを出展したほか、温泉まんじゅうや伊勢エビ・地元の魚などを使った水軍鍋の振る舞いが行われ、来場者は列を作りながら市に並んだ品々を楽しんだ。

開会挨拶で吉田一喜九鬼嘉隆プロジェクト実行委員長が「鳥羽の住民の意思の統一に向けて開催している。今後良くなる鳥羽のために力を合わせて盛り上げていく」と話し、九鬼水軍太鼓保存会による太鼓の演奏なども行われた。

また、今回の同楽市は10月8日の「鳥羽の日」に合わせ、10月の鳥羽を盛り上げるキャンペーン「オクトバ」のオープニングイベントとしても実施。10月の同キャンペーン期間中は週末を中心に市内各所でマルシェやカキの初食い、花火の打ち上げなど多くのイベントが行われる。

阿部康之鳥羽の日・鳥羽の月実行委員長は「フィナーレまでさまざまなイベントがある。1カ月間ぜひ鳥羽を楽しんでほしい」と呼びかけた。